Haruka Furusaka | ふるさかはるか

ピンホールカメラ

  • 07.08.2022

 

5月に岩手県・浄法寺町へ漆掻きの取材へ行ってきた。漆掻きとは、漆の木に傷をつけて樹液を採集すること、またそれをする人のことを言う。今年の展覧会と、来年の出版に向けての取材で、使用する写真を自作のピンホールカメラとモノクロブローニフィルムで撮影した。説明的な記録写真よりも、私の目に映ったことを、直接的な写真で表したかったから。

最近カラーのブローニフィルムが手に入ったので、7月の取材で使ってみようと思う。現像代は、今ではカラーよりもモノクロの方が高くつくみたい。昔はモノクロの現像機材を持っていたんだけど、人に譲ってしまった。

カメラも露出計も紙製で、箱の中にフィルムが仕込めるようになっている。ファインダーはないので、構図は感で撮る。 こういう原始的な方法で撮ると、撮影って光と遊ぶことなんだということを思い出す。